浪費家のミニマリスト“バムズライフ”が自転車に乗ることが好きな大人たちに向けて「自転車乗りのカルチャー」を考えるブログ(プロローグ)

雨の日も風の日も、もちろん晴れの日も、毎日自転車に乗っている素敵なあなたへ。スケーターとかバイカーは、カルチャーが確立されてるけど、サイクリスト(つまりロードバイクに乗っているような長距離&スピード狂ではなく、街で足に使っている自転車乗り)のカルチャーについて考えるときに僕の考えること

シングルスピードの気軽さは、管理能力の怠慢を招く元凶に

「『完全』とは全てを脱ぎ去りありのままに戻ったとき、つまり加えるべきものがなくなったときにではなく、取り去るものがなくなったときに達成される。(サン=テグジュペリ)」私も、そんなふうに考えていたときがありました。

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http://www.diner-tokyo.com/storetop/brands/cartel-bike.html
メンテナンスと部品交換の気軽さを知る前に、東京の長雨と自己管理の低さを憂う。

BOOTLEGの経験上、部品交換は困難であることがわかった。それは年を重ねるごとに規格の変わるメーカーへのフラストレーション。部品取り寄せの手間と時間と金額は、サイクルライフへのモチベーション低下に繋がる。そして BMXでの経験、スピードへの回帰。シンプルな構造と映画「プレミアムラッシュ」の影響。つまり、都市を駆け抜ける快感への階段を登った結果、東京の長雨と屋外への駐輪が自転車を蝕んでいく。チェーンやボルトは錆びを纏い、致命傷になる前にサイクルパラダイスで5,000円で買い取ってもらった(お馴染み バイチャリは査定額マイナスで最低保障1,000円だったので今回は別会社に依頼)