モノを持つ事の重要性を拒否する
広告は俺たちに車や服を買わせようとする。必要のないクソみたいなものを買うために嫌な仕事を続けているー中略ーいつかは億万長者、映画スター、ロックスターに慣れると信じてきたが、だがクソだ、俺たちはその事実を少しづつ学んでいる(ファイトクラブ)
浪費はするが、消費はしない
モノにはブランド名ではなく機能性が重要なのである。この瞬間「どのような体験がしたいか」という欲求の中で様々なモノを買うが、企業のコマーシャルにはまったく興味がない。所有するつもりがないのは身動きが取れなくなるからだ。家を失くした事のある私からすれば、それがどれだけ負担になっているか知っている。仕事内容も預金残高も、持ってる車も財布の中身もファッションも、そんなもので人間の中身は決まらない。映画「ファイトクラブ」は1999年に公開し、古い表現をすれば”テープが擦り切れるまで”観た映画である。「ファイトクラブ」はミニマリストという言葉こそ もっとも嫌うだろうが、ずばりミニマリズムの権化である。